いびきをかいてしまう原因はどのようなことにあるのでしょうか。
いびきはさまざまな原因により起こってしまいますが、その原因が枕にあることは決して珍しいことではありません。
この記事ではいびきの原因と枕の関連性について書いていきます。
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いびきの原因といびきから起こる体の変化
いびきは一見、他の人に迷惑をかけてしまうだけで、いびきをかいている本人はとくに体への影響はないように感じるかもしれませんが、いびきをかいてしまうことで眠りの質が極端に低下してしまっているのです。
いびきの基本的な原因
いびきの基本的な原因は、気道が狭くなってしまうことで起こります。寝ているときに気道が圧迫されてしまい、狭くなった気道が元となりいびきが出てしまうのです。
また、こうした状態になってしまうことで無呼吸の症状も現れやすくなります。気道が一時的に極端に狭くなってしまい、いびきだけではなく無呼吸も起こしてしまうのです。
気道が塞がる原因
気道が塞がる原因は、舌などが重力で引っ張られ下がってしまい、塞がります。ほとんどの場合で眠っているときに仰向けである場合が多いので、いびきをかいてしまう人は仰向けで寝ているという特徴もあります。
いびきはただ眠りの質を低下してしまうだけではありません。こうした状態が繰り返されることで、体の抵抗力が低下してしまうだけではなく、強いストレスも発生してしまうのです。
いびきをかいていることは、自分では判断がしにくいことですが、もし指摘をされるようなことがあれば早目に改善を考えることが重要なことです。
いびきの改善は枕を変えることにある
では、いびきを原因を考えた上で改善させるにはどのようなことに注意をするべきでしょうか。
枕が自分に合っていないかも?
気道が塞がれてしまう原因には枕が自分に合っていないことが考えられます。仰向けで眠っている場合に、枕の角度によってはさらに気道が塞がれるような眠り方になってしまっていることがあるのです。
まずは、枕が自分に合っているのかを確認しましょう。仰向けになった状態で、どのくらい首に隙間ができているかで簡単に確認ができます。一般的には、拳が縦に一つ分入るくらいが理想だと考えましょう。
また、枕自体を変えてみることも良いでしょう。硬めの枕の場合、首の角度の自由がきかなくなり気道が塞がりいびきをかいてしまうことになります。
低反発などの枕の場合、この角度をある程度自由に変えることができますので、自分に合った枕に変えてみる方法も良いことです。
体勢を変えてみる
そして、枕を上手に利用して仰向けで眠る体勢を変えてみることも良いでしょう。例えば横向きで眠った場合、気道が確保されやすくなりいびきは出にくくなります。
しかし、今まで仰向けで眠っていた人が急に横向きにした場合は、睡眠に違和感を感じることになります。
この違和感を解消してくれるのも枕の役目です。枕を変えることで、急に横向きで眠っても違和感なく眠りに付くことができるようになります。
まとめ
睡眠において枕選びはとても重要です。いびきのない、健康的な眠りを時間をかけて考えてみましょう。