大きないびきと脳の病気の関係とは?

脳の病気の脳卒中は、死に繋がる可能性のある怖い病気です。その脳卒中は「いびき」と深い関係があります。それでは、いびきと脳の病気の関係を説明していきます。

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脳の病気といびきの関係

脳の病気の一種である脳卒中は、脳の血管が何かしらの障害を起こすことにより発症します。血液は酸素や栄養を運ぶ役割があるので、そのような障害が起こると、脳への酸素とエネルギーを十分に送ることができなくなるので、脳に異常が起きてしまいます。

その脳卒中は主に、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などがあります。その主な症状は、頭痛・めまい・体の痺れ・ろれつが回らなくなる・歩くことが困難になる・字が上手く書けなくなる・手先が上手く使えなくなる・失神・ものが見づらくなるなどがあります。

その脳卒中の初期症状は、頭痛やめまいや痺れなどになりますが、症状が酷くなると意識障害や「大きいいびき」をかく症状が現れます。

このことは脳の血管の障害により、脳から体に命令が伝わりにくくなり、喉周辺の筋肉がゆるみ舌が落ち込むような状態になることで、気道が強く押し付けられるからです。

そのため、普段いびきをかかない人が、ある日突然大きないびきをかくようになったら要注意です。それは脳の病気が原因かもしれません。

そのような時は、体を強くゆすったりすることは危険となります。その理由は、脳の血管に障害が起きている可能性が高いからです。したがって、強くゆすったりして起こそうとしないで、速やかに救急車を呼び、病院に連れていきましょう。

脳梗塞といびきの関係

脳梗塞は、脳の血管が狭くなって詰まることによって、脳に酸素や栄養が送られにくくなり、脳に異常が起きる病気になります。そのため、脳梗塞と気が付くのが遅くなると、死亡してしまうこともあります。

そして、そのような最悪なケースを免れたとしても、体が思うように動かせなくなったり、言葉を上手く話すことができなくなったりしてしまいます。脳梗塞はそのような障害が残る可能性が高いので、注意することが必要です。

そして先程も説明しましたが、脳梗塞には「いびき」と深い関係があります。普段いびきをあまりかかないのに大きいいびきをかくようになったり、大きいいびきをかいている途中で突然いびきが止まったり、息を吐いている時と吸っている時にいびきをかいていたら要注意です。

このような場合は、声をかけて起こしてみましょう。それで反応がない場合は、体を動かさずに速やかに救急車を呼びましょう。

脳出血といびきの関係

脳出血とは、何かの影響で脳に栄養や酸素を送っている血管が破れ、その部分から脳の中に出血することをいいます。その脳出血を起こすと、大きないびきをかくことがあります。

脳出血は、脳梗塞とは原因が違いますが、起こる症状は似ています。そして脳出血も脳梗塞と同じように、脳の神経が異常を起こすことにより、頭痛やめまいや意識の障害などが現れます。そして、大きないびきをかくこともあります。

そのため、これらの症状が出た場合も、無理に起こそうとしないで速やかに救急車を呼びましょう。

まとめ

以上のように、脳の病気といびきには深い関係があります。そのため、もし一緒に寝ている人が、普段いびきをあまりかかないのに大きないびきをかいて、声をかけても反応がない場合は、速やかに救急車を呼びましょう。

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